自分でも心残りはあるが、写真は現在撮っていない。
「 わかなのいた島 」
日本最西端の島「与那国島」
10年前 (2007年頃)、わかなはこの島にいた。
島には空港をはさんで港が二つあり、わかなは久部良に住んで働きながら八重山の織物を学んでいた。
ボクらが紹介されたのは祖納にある古い民宿の入福旅館で、
玄関を使わなくとも濡れ縁から直接部屋に出入り出来る築
100年以上の伝統的民家であった。
夜、近くの焼き肉やでアルコール度の高い島の泡盛、花酒「どなん」を飲み少々酔いが回り、勢いに乗ってカラオケBARに出かけたんだっけ。
近くにはスーパーもあるし、おばあが管理する島の小さな博物館もあって快適とはいかないがまずまずの毎日だ。
観光シーズンにはまだ早いからのんびりとしたもんで、昼飯の食堂が少なく難儀した。
道路に牛や馬の糞が沢山落ちていた。
沖縄の島々に出かけたら、日がな一日ぼーっと過ごそう。
現在は、中国牽制のために自衛隊が駐留するようになり、騒々しい雰囲気がする。
カジキマグロと「花酒 どなん」の美味しい島なんだけど。
東京からは与那国まで飛行機なら石垣島を経由して六時間位だから、一泊して心癒して翌日帰るなんてことも可能だ。
沖縄本島を回ってもいい旅が出来る。
沖縄でグスクやガジュマルを見るのもひと味ちがった楽しみ方が出来るというもの。何もマリンレジャーだけじゃない。
いつかもう一度、沖縄・与那国島へ行くぞ。/ 2017.5
「 長 い 夜 」
コンフューズ展の写真について云えば、現代の不安が背中から忍び寄って来るような雰囲気が出ればいいと思った。
いまだに東北震災の復興はまだだし、この 2016.4 は新たに九州全土、とくに熊本・大分はマグニチュード M 6.5プラスM 7.3 という震度 7 が二回も起きた大地震でその被害は甚大で余震も長く頻繁に起きている。
加えて南米エクアルドでも大地震が発生した。
我々は常に危険に囲まれている事を意識し、家族を守るという気持ちを持ち続けなければならない。
力の弱い者、幼き者への暴力も頻繁で、騙し・脅し・奪うのは日常茶飯事の如し、邪悪の世だ。
いまも世界のどこかで戦禍が絶えない。
一婁の希望は平和だが、平和とは名ばかり皆人任せ。
「 北京に見る夢 」
2010年初夏、中国秦皇島から北京を旅する。
友人の武田を訪ね、合流しての急ぎ旅。しかし、好き勝手に足の向くままで面白い小旅行だった。
おりしも北京オリンピック前で、胡鎮が次々と壊されて町は埃臭いが、近代化が進んで生まれ変わる真っ最中。
胡鎮が消えるのは誠に残念である。
初日の北京空港から秦皇島までの高速バスが結構キツかったが、途中のサービスエリアなどそれなりに愉快であった。
地下鉄は便利な移動手段だったが、一番は徒歩移動かな。
機会があれば再訪したいが………。
写真は枚数が多いため、大分割愛した。